[水管理]-[目的]-[不純物]
(出題頻度)
出題頻度:24%
R04前 | R03後 | R03前 | R02後 | R02前 | R01後 | R01前 | H30後 | H30前 | H29後 | H29前 | H28後 | H28前 | H27後 | H27前 | H26後 | H26前 | H25後 | H25前 | H24後 | H24前 |
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〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
(問われている内容)
水中の不純物 について
(問われている知識)
スケールの熱伝導率は、良くありません。
酸素および二酸化炭素は、鋼材の腐食の原因となります。(二酸化炭素による腐食は、炭酸腐食と呼ばれます。)
(選択肢抜粋)
- スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく 小さい
大きい。
- 溶存しているCO2は、鋼材の 腐食
アルカリ腐食の原因となる。
選択肢
出題された選択肢を抽出。正しい記述と誤った記述を比較することで出題ポイントを確認できます。 (1列:出題回数,2列:正誤,3列:記述)
1 | × | ウォータハンマを発生させる。 |
1 | × | スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく大きい。 |
1 | ○ | スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく低い。 |
1 | ○ | スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。 |
1 | × | スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮されて析出し、管壁などの伝熱面に固着したものである。 |
1 | ○ | ボイラーに連結する管、コック、小穴などを詰まらせる。 |
1 | ○ | 加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を下げることにより、溶存気体を除去する方法である。 |
1 | ○ | 懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。 |
1 | ○ | 懸濁物には、リン酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。 |
1 | ○ | 懸濁物には、リン酸カルシウムなどの不溶物質、微細なじんあい、エマルジョン化された鉱物油などがある。 |
1 | ○ | 真空脱気法は、水を真空雰囲気にさらすことによって、溶存気体を除去する方法である。2 |
1 | ○ | 水管の内面に付着すると、水の循環を悪くする。 |
1 | ○ | 全蒸発残留物の量は、水中の溶解性蒸発残留物と懸濁物の合計量である。 |
1 | ○ | 全蒸発残留物は、ボイラー内で濃縮し、スケールやスラッジとなり腐食や伝熱管の過熱の原因となる。 |
1 | ○ | 脱気は、給水中に溶存しているOなどを除去するものである。 |
1 | ○ | 脱気法には、化学的脱気法と物理的脱気法がある。 |
1 | ○ | 熱の伝達を妨げ、ボイラーの効率を低下させる。 |
1 | × | 膜脱気法は、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を加圧して溶存気体を除去する方法である。 |
2 | ○ | 溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。 |
2 | ○ | 溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。 |
1 | × | 溶存気体のCO2は、鋼材にアルカリ腐食を発生させる。 |
1 | ○ | 溶存気体のO2は、鋼材の腐食の原因となる。 |
1 | ○ | 炉筒、水管などの伝熱面を過熱させる。 |
過去問
過去に出題された問題です。 (〇:正しい記述の選択肢、×:誤った内容の記述を含む選択肢)
令和04年前期 問17
ボイラー水中の不純物について、誤っているものは次のうちどれか。
- ×(1)
スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮されて析出し、管壁などの伝熱面に固着したものである。 - ○(2)
懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。 - ○(3)
溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。 - ○(4)
溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。 - ○(5)
スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく低い。
令和04年前期 問15
ボイラーの給水中の溶存気体の除去について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
脱気は、給水中に溶存しているOなどを除去するものである。 - ○(2)
脱気法には、化学的脱気法と物理的脱気法がある。 - ○(3)
加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を下げることにより、溶存気体を除去する方法である。 - ○(4)
真空脱気法は、水を真空雰囲気にさらすことによって、溶存気体を除去する方法である。2 - ×(5)
膜脱気法は、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を加圧して溶存気体を除去する方法である。
令和03年前期 問19
ボイラーにおけるスケール及びスラッジの害として、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
熱の伝達を妨げ、ボイラーの効率を低下させる。 - ○(2)
炉筒、水管などの伝熱面を過熱させる。 - ○(3)
水管の内面に付着すると、水の循環を悪くする。 - ○(4)
ボイラーに連結する管、コック、小穴などを詰まらせる。 - ×(5)
ウォータハンマを発生させる。
平成28年前期 問17
ボイラー水中の不純物について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。 - ○(2)
溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。 - ○(3)
スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。 - ○(4)
懸濁物には、リン酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。 - ×(5)
スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく大きい。
平成25年後期 問20
ボイラー水中の不純物について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
溶存気体のO2は、鋼材の腐食の原因となる。 - ×(2)
溶存気体のCO2は、鋼材にアルカリ腐食を発生させる。 - ○(3)
全蒸発残留物は、ボイラー内で濃縮し、スケールやスラッジとなり腐食や伝熱管の過熱の原因となる。 - ○(4)
全蒸発残留物の量は、水中の溶解性蒸発残留物と懸濁物の合計量である。 - ○(5)
懸濁物には、リン酸カルシウムなどの不溶物質、微細なじんあい、エマルジョン化された鉱物油などがある。
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