[概要]-[ボイラーの容量及び効率]
(出題頻度)
出題頻度:43%
R04前 | R03後 | R03前 | R02後 | R02前 | R01後 | R01前 | H30後 | H30前 | H29後 | H29前 | H28後 | H28前 | H27後 | H27前 | H26後 | H26前 | H25後 | H25前 | H24後 | H24前 |
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〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
(問われている内容)
容量 及び 効率算定 について
(問われている知識)
- [ボイラー効率]=[発生蒸気の吸収熱量]÷[全供給熱量]
- [換算蒸発量]=[蒸気発生に要する熱量] ÷ [2257kJ/kg]
(2257kJ/kg:100℃の飽和水を100℃の飽和蒸気に変化させる熱量)
- [蒸気ボイラー容量(能力)]=[1時間に発生する蒸発量]
- [高発熱量]=[低発熱量]+[潜熱]
(潜熱はエネルギーとして利用できないので、低発熱量でボイラー効率を算定します。)
- 蒸気発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって変化します。
(選択肢抜粋)
- ボイラー効率 とは、全供給熱量 に対する 発生蒸気の吸収熱量 の割合をいう。
- 換算蒸発量 は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2,257kJ/kg で、除したものである。
- 蒸気ボイラーの容量(能力) は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する 蒸発量 で示される。
選択肢
出題された選択肢を抽出。正しい記述と誤った記述を比較することで出題ポイントを確認できます。 (1列:出題回数,2列:正誤,3列:記述)
6 | ○ | ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 |
2 | ○ | ボイラー効率の算定にあたっては、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。 |
1 | × | ボイラー効率は、実際蒸発量を全供給熱量で除したものである。 |
1 | × | ボイラー効率を算定するとき、液体燃料の発熱量は、一般に水蒸気の蒸発熱を含む真発熱量を用いる。 |
3 | ○ | ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。 |
1 | ○ | ボイラー効率を算定するときは、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。 |
1 | × | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、0℃の水を蒸発させて100℃の飽和蒸気とする場合の熱量で除したものである。 |
1 | ○ | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2,257 kJ/kgで、除したものである。 |
1 | ○ | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2,257kJ/kgで除したものである。 |
1 | ○ | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2257kJ/kgで除したものである。 |
1 | ○ | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を2257kJ/㎏で除したものである。 |
1 | × | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を、0℃の水を蒸発させて100℃の飽和蒸気とする熱量で除したものである。 |
1 | ○ | 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を、2257kJ/kgで除したものである。 |
5 | ○ | 蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。 |
1 | × | 蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力及び蒸気温度にかかわらず一定である。 |
1 | × | 蒸気の発生に要する熱量は、蒸気温度及び給水温度によって異なるが蒸気圧力については一定である。 |
1 | × | 蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に消費する燃料量で示される。 |
5 | ○ | 蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量で示される。 |
1 | ○ | 蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、単位時間当たりに発生する蒸発量で示される。 |
過去問
過去に出題された問題です。 (〇:正しい記述の選択肢、×:誤った内容の記述を含む選択肢)
令和04年前期 問09
ボイラーの容量及び効率に関するAからDまでの記述で、誤っているもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力及び蒸気温度にかかわらず一定である。
B 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2257kJ/㎏で除したものである。
C ボイラー効率は、実際蒸発量を全供給熱量で除したものである。
D ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
- ○(1)
A,B,D - ×(2)
A,C - ○(3)
A,D - ○(4)
B,C,D - ○(5)
B,D
令和03年後期 問02
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量で示される。 - ○(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。 - ○(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を2257kJ/㎏で除したものである。 - ○(4)
ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 - ×(5)
ボイラー効率を算定するとき、液体燃料の発熱量は、一般に水蒸気の蒸発熱を含む真発熱量を用いる。
令和02年後期 問02
ボイラーの容量及び効率に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。
B 換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、0℃の水を蒸発させて、100℃の飽和蒸気とする場合の熱量で除したものである。
C 蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に消費する燃料量で示される。
D ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
- ×(1)
A,B,D - ×(2)
A,C - ×(3)
A,C,D - ○(4)
A,D - ×(5)
B,C
平成30年前期 問02
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量で示される。 - ○(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。 - ×(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、0℃の水を蒸発させて100℃の飽和蒸気とする場合の熱量で除したものである。 - ○(4)
ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 - ○(5)
ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
平成29年後期 問02
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量で示される。 - ×(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力及び蒸気温度にかかわらず一定である。 - ○(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2,257 kJ/kgで、除したものである。 - ○(4)
ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 - ○(5)
ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
平成29年前期 問03
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量で示される。 - ×(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気温度及び給水温度によって異なるが蒸気圧力については一定である。 - ○(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2,257kJ/kgで除したものである。 - ○(4)
ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 - ○(5)
ボイラー効率を算定するときは、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
平成27年前期 問02
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量で示される。 - ○(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。 - ○(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるために要した熱量を、2257kJ/kgで除したものである。 - ×(4)
ボイラー効率は、実際蒸発量を全供給熱量で除したものである。 - ○(5)
ボイラー効率を算定するとき、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
平成26年前期 問01
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ×(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、1時間に消費する燃料量で示される。 - ○(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。 - ○(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を、2257kJ/kgで除したものである。 - ○(4)
ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 - ○(5)
ボイラー効率の算定にあたっては、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
平成24年後期 問02
ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
- ○(1)
蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、単位時間当たりに発生する蒸発量で示される。 - ○(2)
蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。 - ×(3)
換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を、0℃の水を蒸発させて100℃の飽和蒸気とする熱量で除したものである。 - ○(4)
ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。 - ○(5)
ボイラー効率の算定にあたっては、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
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